【 仕掛け 】両軸リール( ベイトリール ) + ナス型オモリ + ハゼ天秤 + ハリス袖3号
【 エサ 】アオイソメ
【 釣果 】ハゼ 5匹・ハゼ 7匹
【 潮 】9月中旬・10月上旬、干潮気味 → 満潮気味( 13:00〜17:00ぐらい、最低10:59・12:58、最高16:35・18:37)
【 天気 】曇り〜小雨
ポツポツと時折小雨の降る秋真っ只中に、前回の 七ヶ浜・要害漁港 のリベンジをすべく、松島・東浜漁港 へ。是非ともハゼが食べたいご本人、正真正銘の汽水域で参戦です。
何とご本人、下ろし立ての両軸リールの使い方を全く知りません!気持ちが早って取り扱い説明など聞く以前に堤防突端へ向かってしまいました。 仕掛けを海底に沈める際にはリールを逆回し! リール本体(糸巻の部分)を親指で軽く抑えてブレーキの役割をさせながら、リールの左側に付いているロック(ギア)を外し、自然にオモリの重さで仕掛けを海底に落とすなんて芸当が出来る筈もありません。なので案の定です、リール本体に道糸が絡まる事で有名な『 バックラッシュ 』が起きっ放しでした。
当然、リールは一切の動作を停止してご本人の指示を拒絶するので流石に困って助けを求めて来ます。怒っても仕方ないのでとりあえず、絡まった糸を切って新しい道糸を出して仕掛けを付け直してやる事でその場をしのぎました。
帰宅後にリールの様子を伺うと・・・? ギアの逆側、リールの右側四つ角にネジがありました、簡単に指で回せます。開けてみると物凄くシンプルな構造、要は ギアと糸巻 しか付いていません。 糸巻の周囲にはビッシリと絡まって切られた糸が固まりになって溜まっていました。構造が簡単なので、この粉々になった糸を取り除けば復旧、グリースや油を余計に拭わないよう注意しながらピンセットで糸の除去作業をして、ネジを巻きなおし、竿へ固定させて完了。 実はこのリールのギアには機能の表示のような記号が付いているのですがそれが何を意味するのか良く分かりませんでした。しかし修理を終わって試し投げをして見ると、ロック と 固め と 解放 の 3段階 であることが分かりました。 次回の為に、ご本人には練習して貰いました。
バックラッシュを何度も起こしつつ、半日の結局の釣果は、大型小型を含めて ハゼ7匹。 漁港のおじさんに 「 アンちゃん! 小ゃっこくてもな、釣り上げた魚は持って帰ぇれよ。針外してリリースしたって結局死んずまうんだがら、食(け)よ! 天ぷらにすたら、んめぇんだがらな!」 と声を掛けられたので、リリースは無し。全部、唐揚げ粉を付けてカリッと揚げて、美味しくいただきました。
ところで、針外し は こちらの知人から譲って頂いた物なのですが、使い方はただ、ガチャガチャやるだけと思ってました。ご本人が釣り上げたハゼが中々口を開けず悪戦苦闘していると、海上作業から船で帰って来た漁師のおじさんが「 こうやって、くるっとやんだぞ、ガチャガチャやっても出来ねぇの!分がったが? 」とご教示くださいました。 めでたく、マスターとなりましたとさ。
……
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