七ヶ浜・要害漁港・堤防 | 投げ釣り : ハゼ狙い Sep. 2016

【タックル・仕掛け】スピニングリール + ナツメ型オモリ3号 + ハリス袖3号

【エサ】アオイソメ
【釣果】ハゼ 0匹
【潮】9月初旬、干潮気味 → 満潮気味（ 13:00〜15:00ぐらい、最低10:39・最高16:51 ）

どうしても食べられる魚が釣りたいとご本人。ノベ竿 と 投げ釣り用の竿、両軸リール用の竿 は幸いあるので、先ずは 初心者、この時期であるしハゼを狙おうかと 上州屋 へ。初めて入る店にはさすが、たくさんの釣り道具が展示されています。

簡単なムック本を購入済みで若干の知識は仕入れていますが、余りに分かりづらかったら出直して今度にしようね、と約束して入店。しかし不明があれば何でも店員さんに聞くことができちゃうご本人、目を離した隙に店長さんらしき人を捕まえて、「 あの〜、釣りした事無いんですけど、安くて簡単な方法ありませんか？ 」と尋ねてしまいました。

竿はある事、こちらの釣り経験歴を簡潔に話し、「初心者の子供でこの時期だからハゼですかね？」と相談すると、パパッと スピニングリール、ナツメ型のオモリ と ハリス を選び、最低限の道具と仕掛けで抵抗の無い値段内にまとめてくれました。

さらに、「必ず釣れるスポットも教えますね。」と地図を片手に 釣り座 まで丁寧に教えてくれちゃったのでこれはもう行くしかありません。場所は宮城県宮城郡七ヶ浜町 の 要害漁港。「岸壁でも堤防でも浮桟橋でもいいです、停泊している漁船と漁船の間にポトンと落として下さいね、20匹位は軽く釣れますから。」なるほど、汽水域っちゃ汽水域なんだね、河口がどっちの方角か分かってたらもっと良かったかも。

まだ9月上旬の正午過ぎ、秋の到来など全く感じない夏の陽射しが燦々と降り注ぐ日。「魚は今、陽射しから隠れて船の下にいますからね。」しかし漁船と漁船はロープで繋がれていてそこに仕掛けを落としたらまず間違いなく引っかかる。断念して岸壁の上から海ー覗くと、体長3〜4cmの小魚、フグやハゼの稚魚だろうか、魚影は見える。興味本位で仕掛けを落として見たご本人、一瞬で3cmのフグを釣り上げた（もちろん即リリース）。

しばらく足元に釣り糸を垂らしては巻いてを繰り返すが、アタリは確実にあるもののアワセが上手くいかずエサだけ取られてばかり。エサの付け方が悪いのか？いやいや教えられた通りに付けてるぞ？

そうこうしているうちに、漁師だけれども休日なので子供とその友達を釣りに連れて行き帰って来たらしき漁船が真正面に向かって来て、それに追い立てられる形で表層にいた魚の群れが大移動したらしい。船長が「魚！魚！」と子供たちに注目を促しながらすぐ側の岸壁に着き停泊した。魚、きっとここからは移動したよね？ちょっと遠投してみようか。

ご本人はスピニングリールの投げ方をまだ掴めていないので、こちらが投げる。上手い事船道辺りを狙えた。これをまた暫く繰り返し、またアタリがあるのにエサだけ取られることに終始していると、次第にご本人、自分で投げたくなった。ひと通り手順を教えてさぁ、初投げ！

勢い良く飛んだオモリと仕掛けに気持ち良さを覚えるも、エッ？その方角は！岸壁から少し離れて停泊していた漁船の先頭…。根掛かりしたり、アタリが強過ぎて上げられないので道糸を切ったり、仕掛け毎持って行かれたりでもう、残りのオモリの在庫が底を尽いた。満潮を迎えたと見られる16:30頃、初の釣行は終了。「食べる気満々だったのに！もう天ぷらしか受付ない口になってるのに！」と大泣きしながらの帰途となったのでした。

〈参考〉

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渥美格之進の弁当と毎日

2016-10-30

七ヶ浜・要害漁港・堤防 | 投げ釣り : ハゼ狙い Sep. 2016

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