2016-05-10

ワンポールテントの組立等 | 水の森公園キャンプ場

公益財団法人 仙台市公園緑地協会  水の森公園キャンプ場  
仙台市泉区上谷刈字堤下8  


初級アウトドア教室 に、参加して来ました。




まずは、ワンポールテント の 組み立てに取り組みます。




ワンポールテント は、モノポールテント とも呼ばれる、中央に支柱を立て6方や8方を地面に ペグ で固定して立てる 6角錐や8角錐型のテントです。背が比較的高く、居住スペース内で直立出来るので、着替えなども屈まずに快適に過ごせます。但し、中央には支柱があるので睡眠の際はそこを避けて寝る事になります。風を面で受けず、上手に受け流すので強風にも比較的強いそうです。





2m程ある支柱がどうテントケースに格納されているのかというと、なんと、ヌンチャク型に数回折れた状態です。面白いですね。昨今のテントは、インナーとアウターが既にセットされているので、雨にも強く機能的にも優れているとのこと。昔の、5面体の ビニールテント とは大違いでビックリです。昔はテント設営の仕上げは周囲に小さな側溝を掘って雨を逃す水路になるものを作ったものですが、現代では不要なんですと。




数分でササッと設営完了です。対面に網戸も設けられていて、通気性にも優れています。虫除け効果も期待できますね。この4人用でだいたい 1万円とちょっとなので価格的にも身近な感じがします。




今回の講座では、ドーム型のテントももちろん設営しました。ワンポールテントが縦の支柱なら、ドーム型テントは横の支柱です。細〜く何度か折れ曲がったヌンチャクをまっすぐ1本の棒に組み立てて梁のようにします。四方の屋根と床面をペグで固定したら完成ですが、結構手間取ります。


広い体積が確保出来るので、居住性が高いです。天井の高いものもあるので、それなら着替えもスムーズだとか。熊本・大分地震野口健氏を通して コールマン から提供されたテントもこれと同型です。ただ、あくまでテントなので、暑さ寒さに対しては限度がありますね、東日本大震災で、ものすごい数の設置がなされた 仮説住宅 ですら、普通の住宅とは明らかに違いますものね。




火起こし 体験もしました。今まで様々な施設で火起こし体験をしてきましたが、今回習ったのが一番しっくり来ました。これからの常套にしたいと思います。  さて、実践です。


1.  新聞紙を 10〜15cm幅の蛇腹に折り、
     短辺の片方を芯にするようにして、ぐるぐる
     ロール状に巻いていきます。

2.  割箸や端材を井桁などに組み
     中央に 1 で成形した新聞紙をセットします。

3.  2 の周囲に疎らに薪を焚べ、新聞紙に着火。
     割箸や端材に燃え移れば、ほぼ完了です。


その他、アウトドアグッズの解説なんかもありました。コンロやダッチオーブン、ランタン、どんなシーンではどういったものを選べばいいかなど、いろいろ教えていただきました。




最後の質問・感想発表の時には、「 アウトドア経験のない妻をどうやってキャンプに誘えばいいでしょうか?」なんて言う難問が飛び出しました。そうですね、日焼けが嫌だとか、虫が嫌いだとか、女性を寄せつけにくくする要素がアウトドアにはたくさんありますね。「まずは、トイレ水回りがしっかり整備されていてスーパーやコンビニが近くにある、コテージやシャワーまたはお風呂の整ったキャンプ場に行かれてはいかがですか?」などのお返事があった気がします、なるほど、ですね。とても興味深い体験が出来ました。


……

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