2017-03-05

七ヶ浜・菖蒲田浜・サーフ | 投げ釣り : ヒラメ狙い Jan. 2017





【 仕掛け 】スピニングリール + ジグ 
【 エサ 】基本無しだけど、アオイソメとエビを保険に  
【 釣果 】0匹
【 潮 】1月1日、干潮 → 満潮( 12:00〜15:00ぐらい、最低11:30・最高16:50)
【 天気 】前日強風気味でさらに湿気寒いが、当日快晴、西寄りの風(中風を常に背に受けてる感じ)、気温10℃程度で暖かめ










冬休み、特に正月休みは遊べる友だちもいないから、かなり暇人なご本人。プールで泳ごうかと提案しても乗り気にならないので、では、釣り場の偵察に行ってみるかと言うと、車にとびのった。


目指すは外海、菖蒲田浜。北側の漁港ではにも立ち寄ってみたが、岸壁から水面下まで高低差がかなりあり、ビビってしまった。なので例え釣れずとも浜で竿を投げることに。


到着して辺り一帯を眺めると、すでに先客のお兄さん1名が退散するところ。


だよな〜。








宮城県七ヶ浜町菖蒲田浜は、2011年の東日本大震災で壊滅的な被害を被った場所。この浜は海水浴場だったがついこの前まで閉鎖されていた。


浜の周囲は賑やかな集落だったが今はその面影も全くない。不毛な薄茶色の地肌が剥き出しの荒野がただ虚しく広がっているだけだ。そう言えばこの集落の中に、知人と言う程でもないが大分昔に幾度か訪問し少しだけ存じ上げているサーフショップがあった、ご存命だろうか?


あった!  ご健在のようだ。


菖蒲田浜海水浴場には以前、堤防・防潮堤は無かったが、上の写真のように、今は巨大な堤防が浜を背負って立っている。漁港の周囲にも、仰々しい防潮堤が要塞のように配置されている。




この辺の集落の方々の多くはおそらく、七ヶ浜国際村近くの仮説住宅に入られたことと察するが、震災から6年目の今年、その仮説群も撤去されていた。災害公営住宅や別の土地への移転が進んだのだろう。ここからが生活再建のスタートと想像すると、長かっただろうにと苦労を偲んでしまう。




さて、初日の出の当たる波間に何度も竿を指したが、アタリは無く、ピクリともしなかった。まあ、良い経験である。打ち寄せる波をぼんやり眺めながら、仕掛けを戻しては投げ、戻しては投げるのも良いものだと思った。ご本人は案の定波打ち際で足を取られ、初浸水となりましたのでした。めでたしめでたし。



……


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