2012-03-12

絵本読破 「モグと いたずらぎつね」




『 わすれんぼうのねこ  モグ 』 シリーズ。


今回は、贅沢に、好き嫌い言って、
災難を呼び込みそうになるも、
結果オーライの巻。





いや、ちがった。





『 今回も。 』 だった。





・ ゴミを袋のまま夜に出す父

・ そのゴミを庭でほっくり返して食べるキツネの父子

・ 人家にまでご厄介になるキツネ

・ ちょっといぢわるでわがままパパとの
一方的な約束が守られる

・ 結果オーライ





みたいな。





読んでる時には、
ねこって、こんなだなぁ、と思っているけど、

いざ、評してみると、
よくよく考えながら読みたいお話。





・ このゴハン嫌だとか言っていいのかな?

・ キツネが食べたのは、何かな?

・ モグが八つ当たりされた原因は?

・ 最後のお父さんの言葉は?

・ シリーズを通して、この物語のお父さんは、
モグに対してどう思っているか?

・ 自分のことをあまりよく思わない人には
どう対処したらいい?



など。





どうもこの物語シリーズに出てくる
家族の父母は、ねこに好意を持っていない感じ。





まぁ、飼い主だからって、常に
あまあまな対処をすることなんて
ないんだけれど。





ま、作者自体、
ユダヤ人の迫害から逃げ延びてきた
歴史があるようなので、
登場人物に、古風な人が採用されていることは、
ふつうのことだと思います。





その人間の志向如何を
いい悪いで両断するでなく、
各家庭で、どう感じるか、
だからどうしたいと思ったか。





それを考えるのが大事、かな。
と、思いました。





それから、ちょっと、
なんでも 『 結果オーライ 』 で
考えてはいけないこと。





ラッキーだからいいのか?





だめだよねぇ。











……

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