2016-07-05

対話に最適な時間 | サッカへーの練習や試合への送迎中

サッカーの練習や試合への行き来の車中は、親子の格好の議論の場となっています。  話に集中出来るんですね、邪魔者も何も無いので、ある場面を振り返りながら、とかいうのもし易いようです。


話の中身は勉強のこと、近い将来のこと、学校のこと、友達のこと、そしてサッカーのこと。ご本人の質問に応えたり、こちらの見解をどう感じるか尋ねてみたり、どうやったらチャレンジする事にパス出来るかのアドバイスをしてみたり、こういう風に物事を考察出来るようになってほしいなぁ、と例を示してみたり。


ウチには、色んな人が来て、勝手なことを言い合い、勝手に結論を出す人たちがたくさん行き交います。なので、キチンと物事を伝えようとした時に、集中を欠いてしまっていると感じることが多々あるのです。  TV、ゲーム、漫画、音楽、書籍、たくさんのものも、集中を邪魔することがあり、その都度、大切なことが伝わらない危惧を感じる事がありました。それと比べると、送迎中はとても良く物事が伝わっています。


例えば試合でコーチから、「 足だけ出すな 」と言われます。しかしご本人はどうして良いのか分からないので、うっちゃっておいてしまいます。そしてまた同じ指摘を受け続けます。悪循環の繰り返しですね。そこで悩んだご本人は車中でこちらに質問します。  「 1対1で敵と向き合った時にどうすればいいの?」  答えはこうです。「 ボールを包み込むように相手の前にお尻を入れるようにしてみたら?」と。普通コーチ達は「 カラダを入れろ 」と言うのですが、それも分からないようなので、違う表現をしてみました。


本人は、なるほど!だったようです。足だけ出さない本人のプレーを早く見てみたいですね。




あ、それと、別な時にはこんな質問もして来ました。




勝組にも嫌な事ってあるの?」




まあ、なんか、エリートやらリレーのライバルやらなんやらで、そう思ったのかも知れませんが、それについても、ご本人に数々の質問を返しながら、ご本人の腑に落ちる答えを導き出して行きました。


……

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