トレセン とは違い、今回は エリートプログラム の セレクション なので、大変です。 しかし、宮城県サッカー協会はあくまで、練習会から選手を選びますと表現。見ているこちらはやはり組織・人間、なかなか発想もやり方も変えられないのだな、と痛感したセレクションとなりました、こどもたちには気の毒ですが! 世の中、そんなもんですね。
さて第1回目、約60名が志願していました。夏に トレセン で 県代表合宿 に選抜されると、プログラムの参加は前期だけになる模様ですが、されなければ後期も対象になります。
仙台市内のチームのコーチが大半の判定者だったらしいです。他ブロックのコーチは普通にお父さんとして傍らから見守っていたような。ある子供は、遅刻して来ても全然普通に参加していました。いわゆる依怙贔屓、何処かのコーチが自分のチームの選手を特別に大事に扱っていたように見受けられました。ううむ。
およそ60名で6組のビブスに分けられた選手たちのうち、どのビブスのチームの中にも目立つ選手はいます。その、目立つ選手になれたか否かは、ご本人の実力次第です。こちらが俯瞰した限りでは、ご本人のチームはオレンジのビブスで、仲間同志声を掛け合える、素敵なチームに見えました。
ビブスの色の分け方はおそらくこうです。まず、申込内容をエクセルにまとめ、コーチ推薦枠以外の選手は同じ所属チームでソート。1〜6のうちの番号を振り分け、次に身長順で並び替え、体格のバランスを整えた、という感じでしょう。
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第2回目。
80名強の参戦です。うち40名ほどは前回のセレクションで判定され、完全に、選抜選手と、潰す選手とのチームに分けられたように見えました。チャンピオンチームと呼ばれたのはオレンジビブスのチーム。水色が2位、ピンクが3位、黒がビリ、そして特別推薦が黄色です。
1位 対 2位、3位 対 4位 から始まり、交互に対戦していきますが、黒は何をやっても潰され、互いの指示も潰され、見ていて本当にかわいそうでした。
2回目に初参加の子供は、白・赤・紫のビブスを着せられ、まずは互いに、そして次はチャンピオンチームなどと対戦させられ試されていました。
コーチたちの様子から、「 俺たち、オレンジを選んで間違ってないよね? 」という感覚を互いに確認し合っているのだなぁ、と思わされました。
オレンジ以外の、別の色々なチームには、困難な中で声掛け合って、アイデア出して、面白いプレーをする選手も若干名いて、こちらは そういう子たちに可能性を感じましたが、サッカー協会は違うようで、ただ単に、ガツガツ行く、体格の良い子供を選びたい ようでした。満足に10回のリフティングすら出来ない子でも選ばれるってんだから、なんだかなぁ、ですね。
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晩秋。
夏季に3〜4回合格したメンバーで練習会が開催されましたが、2016ミヤギテレビ杯4年生大会 決勝終了後間も無くの10月初旬に試合形式の練習会が行われました。
アカデミー(エリートプログラム)メンバーを何色かのビブスのチームに分け、下記招待チームと対戦させました。
・ ミヤギテレビ杯4年生大会 優勝 富ケ丘FC
・ ミヤギテレビ杯4年生大会 準優勝 アバンツアーレ
・ ミヤギテレビ杯4年生大会 3位 釜FC
・ ベガルタジュニア U10
結果、優勝したのは アカデミー(エリートプログラム)黒チーム! でしたとさ。
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